地域の子供達とSDGsイベント開催!規格外野菜と廃鶏で作る紅芋カレー

#産地だより

子供向けSDGsワークショップ開催

南西食品(株)の別事業「コワーキングスペースhowlive名護宮里店」の1周年イベントとして

Omoimo事業もSDGsや食育も絡めた企画でタイアップ開催致しました。

 

前半の部では、

フードロスや地産地消の食育の学びと規格外野菜と廃鶏を使った紅芋カレー作り。

 

後半の部は、

SDGs学習ゲーム八重山諸島版「GET THE POINT」を使ったワークショップを開催。

 

この学習ゲームは、地元八重山高校2年生の当銘由羅(とうめゆら)さんが

すなばコーポレーション株式会社(代表の門川さんは、あのうんこドリル開発者です!)さんと

共同開発した沖縄版のSDGs学習ゲームです。

当日は、高校生の当銘さんが直にゲームコーディネートをしてくれましたよ♪

 

 

そして今回のこのイベントに参加してくれたのは!!!

 

早稲田大学ラグビー蹴球部のヘッドコーチもされた銘苅信吾さんが率いる、

デイゴラグビースクールの総勢約30名の小学3年生〜大学生のみなさんです。

みなさん、日頃からチーム練習を学年を超えてやっているせいか、

本当の兄弟の様に仲良し!

違いをフォローし合ったり、伸び伸びと意見を発言できたりと、

とても雰囲気のいい中でイベントを進めることができました。

 

今回のレポートでは、

前半のOmoimoの食のワークショップの様子をクローズアップしてお伝えしたいと思います。

 

 

あらためて学ぶ食のこと

 

主に小学校3、4年生が参加してくれたワークショップでしたが、

学校でもSDGsや食についての学びもあったようで、

冒頭からSDGsについて手を上げて説明してくれる子もいました!

(会場の大人等が理解の深さにビックリ!?)

 

日本における食品ロスが、実は家庭内の食べ残しやそのまま賞味期限切れで捨ててしまう

食材の多さが大半を占めることを初めて知った子供達。

また、世界に援助する食料の約2倍が日本で廃棄されているというお話には、

子供達から「え〜!!」という声もあがりました。

 

 

また、国内で生産される食べ物を消費する値が低いということが、

海外からの輸入食材に頼っているという現状を知ることで、

「食料自給率」という言葉は聞いたことはあるけど、

「それって、何?」というハテナを解消する機会に。

 

 

 

SDGs視点からの食育についてのOmoimoまとめ記事はこちら

 

後半戦は、規格外野菜と廃鶏を使ったカレー作り!

 

県内の農家さんが提供してくださった規格外野菜と、名護羽地地域名物「廃鶏」を

使った紅芋スパイスカレー。

 

特に廃鶏は、採卵が終わった雌鶏のことを言うのですが、

名護羽地地域では、養鶏業が盛んなこともあり、「廃鶏」もローカルフードとして親しまれてきました。

通常のブロイラー肉(食用)とは異なる飼育方法や品種の違いなどから、

歯応えのあるお肉のため、加工肉として利用されることが多いお肉です。

今回は煮込みカレーの具材ではなく、

ピーマン農家さんからいただいたピーマンと一緒にジャークチキンとしていただきました。

 

 

 

 

全ての工程をみんな役割分担をしながら実施。

大学生が火の元や刃物の取り扱いなど子供達をサポートしてくれています。

 

 

 

 

出来上がったカレーをみんなで頂きます。

 

 

 

 

20合炊いたお米は、アッという間に完売。

足りずに追加で炊飯器を3台稼働も間に合わず、おかわり組はお米が炊けるのを待たせてしまいました笑。

 

 

 

日頃からデイゴラグビースクールでは、食事の大事さを伝えていることもあって、

「僕らは、食べ残ししないよ!全部好き嫌いしないでおかわりもするんだよ!」と、

話してくれたのが印象的でした。

 

フードロスの視点だけでなく、

市場で流通する美味しい野菜を作るのに農家さんが日々精進していること、

養鶏農家さんが、卵から採卵が終わった親鳥も敬意を持って、大事に命を頂くこと。

 

この企画を通じて、自分たちの地域で生産される食材に目を向ける体験となったことを

願っています。

 

#産地だより

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