もしもの入院に備えたい!予備知識と入院であったら便利なもの

#Life Style

何にもない普通の毎日が幸せだった・・・そう思うのは突然の病気や事故にあった時。
もちろん皆さんが健康で怪我もなく毎日を送れるように願っていますが
不測の事態というのは本当に突然やってきます。

自分だけでなく、ご家族やパートナーが入院するとなった時、少しでもお役に立てる情報をまとめておきました。
いつ起きるかわからないからこそ、事前に知っておくと安心です。

 

●入院であったら良いもの

2023年11月現在、入院患者への面会は基本的にできない病院がほとんど。入院される方はご家族でも会えないので、メンタルの負担も大きくなります。
そのため、少しでも病室での時間を楽しむためのアイテムを用意することをお勧めします。

・オフラインでもみれる動画サービス
病室にはテレビはありますが、今はネットの時代。自分が見たい動画を見たい!という方はNetflixやAmazonプライムなどの動画視聴サービスを利用し、オフラインでも視聴できるダウンロード機能を活用してください。病院ではWi-Fi環境が整っていない施設も多いので、事前に用意しておきましょう。

・快適なイヤホン
大部屋などでは基本携帯電話での通話は控えめに行うのがマナー。また、動画視聴やゲームをする時にもイヤホンを着用することが求められます。
日常よりも着用時間が長いため、装着感の良い快適なイヤホンを持っているととても便利です。

 

ー パジャマや着替えを用意することが負担であれば病院に頼もう

現在、病衣やタオル、洗顔やシャンプーなどの衛生用具は全て有料サービスとなっています。
入院前に用意しておいた方が良いものは下記をご参照ください。

・保険証
・服用している薬(お薬手帳も)
・お金(多くは必要ありません)
・洗顔料
・歯ブラシ
・コップ
・ストロー
・お箸(使い捨て)*病院で用意されていない場合があるので確認してください!
・小物が入る手提げ袋
・着替え
・タオル(バスタオル・フェイスタオルと複数用意)
・洗濯物を入れる袋(レジ袋等)
・ティッシュペーパー(箱)
・充電器
・生理用品(女性)

準備や洗濯などが大変という方は、病院側で「CSセット」という有料サービスがあります。
衣類やタオル、日常生活用品の提供を組み合わせたサービスで、手ぶらで入院が可能です。
サービス内容によって金額は変わりますが、1日400円〜600円くらいが相場です。

●1ヶ月の支払い金額の上限を設けることができる「限度額適用認定証」

 

急な入院で真っ先に気になるのが、お金の不安。
手術となると、最後までいくらかかるかわかりません。
そこで活用したいのが「限度額適用認定証」という制度です。
簡単にいうと「窓口での支払いの自己負担限度額」を抑えることができる制度です。
入院時にかかった保険診療の負担金額を一定に抑えることができます。
収入の目安によって負担限度額が変わります。
例えば、69歳以下の方で月の収入が1名あたり26万円以下の場合、自己負担限度額は月「57,600円」です(2023年11月現在)。
こちらの注意点としては、入院にかかった費用のトータルの上限ではなく、「月」のトータルとなります。
そのため、月をまたぐと再度上限金額までの支払いが生じます。
例の場合で行くと、10日間の入院であっても月をまたいでいれば、自己負担上限額は合算して「115,200円」となります。

年齢や所得によって自己負担額が変わるので、詳しくは下記をご参照ください。
参照)厚生労働省保健局「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

 

●任意保険の内容をチェックしてみよう!

社会保険や国民健康保険に加入されている方がほとんどだと思いますが、
手堅く入院補償を受けたい方は任意の医療保険に加入されていると思います。

半年か1年に1回、医療保険や生命保険の見直しをされることをお勧めします。
なぜかというと、一度入ってしまった保険は、年月が経つとギャップが生まれてくるから。
例えば20代で加入した保険の内容に、がんや婦人科系の項目にチェックが入っていないということもあります。
また、月々の引き落としに不備があり、実は保険が「失効」していたということも・・・!
そうなると、いざという時に全く無意味になってしまいます。
保険料は2ヶ月間支払いが滞ってしまうと失効してしまうので、ご注意を!

失効した場合は、所定の期間内であれば告知・診査、また支払っていなかった分の不足額の払込みを行うことで復活できる場合もあります。
とにかく、いざという時のために、半年に1回は保険内容の確認をしてくださいね。

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