年末年始!忘年会・新年会で飲み会の場がみんなの元に戻ってきた!お酒と楽しく付き合うために気をつけたいポイント

#Life Style

2023年ももうすぐ終わり、年末年始はご家族や懐かしい友人と久しぶりにゆっくり過ごせるという方も多いでしょう。
忘年会・新年会も復活して、久々の飲み会に身体が疲れていませんか?

今回は「お酒と楽しく付き合う方法」についてみなさんと一緒に考えていけたらと思います。

●二日酔いはなぜ起きる?ならないための&なってしまった時の対処方法

お酒を適量以上に飲んでしまうと、目が周り、頭が痛くなり、胸焼けや胃痛、吐き気などさまざまな症状が出てきます。
二日酔いのせいで次の日は夕方まで寝て過ごした、無駄にした、、、という経験を持つ方も少なくないでしょう。

お酒の席は楽しいですが、時間や健康を損なうのであれば、見直すに越したことはありません。

ー 飲む前、飲んでいる時、飲んだ後の注意点!

・空腹にしない
お腹が空いた時にアルコールを摂取すると、胃に刺激が強く負担がかかります。また、空腹時は肝臓のアルコール分解機能が低くなっているため、適度に食事をすることが楽しく飲むための絶対条件です!

おすすめは炭水化物や温野菜など消化の良いもの。脂分が多いと胃に負担がかかります。

・アルコールと一緒に水分も摂る
ウイスキーや焼酎ロックなどと一緒にお水が出てくるのは一般的。「チェイサー」や「やわらぎ水」とも呼ばれます。
胃の中のアルコール濃度を下げる役割が期待できるため、お水はぜひ積極的に飲んでください。
ビールや焼酎ソーダ割りなど、度数の低いお酒はついつい飲み過ぎてしまうことがあります。そんな時も水を摂取することで、全体の飲酒量を減らせる期待ができます。

・自分の適量を知る
厚生労働省では1日当たりのアルコール摂取量を男性40g以上、女性20g以上を超えると生活習慣病のリスクを高めると言います。ビールだと中びん1本、ワインだとグラス2杯弱となっています。なかなか飲み会でその量を守ることは難しいと思いますが、まずは意識することが第一歩です。

・飲んだ後はしっかり休もう!
飲み過ぎた時のお風呂は絶対NGです!お水や白湯を飲んでゆっくりと休みましょう。寝る時は体の右側を下にすると、胃の消化を助けます。

・飲んで起きたらまずは水分補給!
アルコールは利尿作用があるため、飲み過ぎた朝は脱水症状気味になっています。ポカリスエットなどのスポーツ飲料や経口補水液なども活用しながら水分補給をしましょう。

ー 辛い時はサプリメントや薬を検討してみよう

どうしても二日酔いがきついという時は、サプリメントや市販薬などが効果をもたらしてくれるかもしれません。
胃に負担がでたり、効果が出にくかったりするので個人差があります。くれぐれも飲み過ぎないことを前提に、薬局の薬剤師さんに相談して服用を検討してくださいね。

・飲む前は胃腸を助けるお薬
そもそも普段とは違う食事や飲み会でお疲れ気味の年末年始。胃腸の調子が悪くなっている方も多いはず。食前・飲み会前に健胃生薬や胃酸を抑える働きのある薬を服用しておくことで、体をサポートしてくれます。

・すでに二日酔いが原因の頭痛で苦しんでいる方へ
アルコールの分解促進と頭痛を抑える市販薬があります。二日酔いに効く漢方薬「五苓散」が配合されており、二日酔いが原因の頭痛を和らげる効果が期待できます。普段常備されている頭痛薬も効果はあるようですが、胃に負担があり、吐き気などには効きにくいということもあるそうです。

●症状がひどい場合、早急に病院へ!

酔っ払うことは楽しいかもしれませんが、飲み過ぎると急性アルコール中毒になる危険をはらんでいます。
意識が朦朧として返事をしない場合、呼吸がおかしい場合、嘔吐してる場合などは注意が必要です。
周りの人の注意がなければ最悪の場合、死にいたることもあります。

急性アルコール中毒は、血中のアルコール濃度が急激に上昇し下記のような症状が出ます。
次のような場合はすぐに119番通報を行い、救急車を呼んでください。

・お酒を飲んだあとに、いびきのような呼吸をして、強くつねったり、ゆすっても反応がない。
・口から泡を吹いたり、吐血する。
・呼吸が途切れたり、浅くて速い。
・体が冷え切っている。

その他、下記のような症状も出ます。
・顔や全身が赤くなる
・発汗
・動悸
・呼吸苦
・胸痛
・頭痛・めまい・目のかすみ
・嘔吐
・口が渇く
・脱力感

酔った人は一人にせず、周りの人が付き添い様子を見ましょう。

楽しく美味しくお酒を楽しむために、そして飲む人も飲まない人もみんなが一緒に気持ちよく過ごせるように、ぜひお酒との付き合い方を意識してみてくださいね!

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